書道教室5月休講の件

平素より宮崎書道教室をご利用いただきありがとうございます。

渋谷書道教室、新宿書道教室は、新型コロナウィルス感染症防止のため5月6日まで休講としていましたが、緊急事態宣言延長にともないさらに5月末まで休講といたします。

レッスンは引き続きオンライン、通信でおこないます。大変ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 

※ペン字美文字書道教室新宿の予定は下記のページでご案内しています。

 

4月より東京都の要請にしたがってオンラインや通信教育による完全非対面でのレッスンをおこなってまいりましたが、引き続き政府の緊急事態宣言延長を受けてこの方針でおこなってまいります。

オンラインの指導は実際のレッスンを代替することはできませんがいくつかメリットもあることがわかりました。たとえばオンラインレッスンでは、書いている手本動画を何回でも繰り返し見ることができ、いつでも、どこでも練習できるという利点があります。ただ教室が休講になって1ヵ月経ち、実際に人と人が対面しコミュニケーションをとることがいかに情報量の多い、貴重な体験であるかを痛感することとなりました。zoomを使ったオンラインビデオレッスンを利用している教室もあり、zoomには三密を回避できるという利点もありますが、ライブのビデオレッスンでは入ってくる情報が視覚と聴覚のみに限定されてしまいます。人とのコミュニケーションや魅力的な体験にとって、視覚聴覚以外の五感がいかに大切か、現実の場所からくる体験価値がいかに重要か痛感することとなりました。

5月4日政府は緊急事態宣言の延長を表明した際「新しい生活様式」という新たな基準を提示しました。少なくともこの1、2年はコロナが終息することはないことは世界の専門家の一致する意見で、たとえ緊急事態宣言が解除されたとしても以前の日常生活に戻ることはなく、解除後も三密と感染機会回避を厳守した生活が続きます。「新しい生活様式」とはその中で密にならないリスクの少ないところから活動を再開させて社会を動かしていく方法でもあります。政府はその準備期間として「5月」の1ヵ月を位置づけました。この政府の方針にしたがい当新宿教室も下記の通り三密と感染機会を回避した上で希望者のみによる試験的な開講を実施します。

 

・レッスン中マスクを着用し、普段から密な場を避け講師も生徒も体調管理を徹底する。高齢の方や基礎疾患をお持ちの方はオンライン・通信でレッスンに参加

・1クラスの人数を12人から4人に大幅に制限し、席の距離を2mあけ飛沫感染を防ぐ

・常時換気する(幸運なことに当新宿教室には三方に庭に面する大きな窓があります。Co2モニターで二酸化炭素濃度を常時監視しています)

・入口に除菌アルコール設置

・各机に除菌アルコールウェットティッシュ

・筆などみなさんの触れる共有物は時間ごとに消毒

・会話、指導は必要最小限に

・トイレは当面の間使用を控えていただく

・現金の使用は禁止し振込やキャッシュレス決済の使用

・1レッスンの時間を75分に制限し、長時間のレッスンを避ける

・人が集まり密になることを避けるためフリータイム制を停止し完全時間予約制を導入

 

教室のある建物は幸運にも入居人数がそれほど多くない建物であり開放的な大きな窓もついているので、東京の書道教室によくある誰が出入りしているかわからない狭い雑居ビルのような高いリスクはございません。

 

世界中が感染症による深刻な状況から少しずつ立ち直ろうと努力しています。緊急事態宣言が解除されてもこの1、2年は今までの日常に戻ることはありません。しかしそうした社会でも希望を捨てず、感染症に配慮された「新しい日常」の構築に向けて当教室も微力ながら協力する所存です。

 

宮崎書道教室

 

※渋谷書道教室は5月も休講です。